NLPのすすめ―優れた生き方へ道を開く新しい心理学
NLPのすすめ―優れた生き方へ道を開く新しい心理学
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一人のセールスマンが彼の仕事についていろいろなレベルで考えているところを例にとろう。
環境・・・・この近所は私の仕事の販売に向いている。
行動・・・・今日、あの品を売った。
能力・・・・私はこの製品を売ることができる。
信念・・・・もし販売成績が良ければ、昇進できるだろう。
自己認識・・私は優秀なセールスマンだ。
これは成功の例である。
問題の例にもこのモデルは同じように応用できる。
たとえば、私が単語の綴りを間違えたとしよう。
私はこれを環境のせいにすることもできる。
周りがうるさくて気が散った、と。
行動のレベルに止めることもできる。
この単語だけ間違えたのだ、と。
これを一般化して言葉に関する私の能力を疑うこともできる。
私はもっと国語の勉強が必要だと信じるようになるかもしれない。
または、私の自己認識に疑問を持ち、そもそも私は馬鹿ではないか?
と思うかもしれない。
行動はしばしば自己認識や能力の証拠と見なされ、そのことが教室で自信と能力が破壊される元になっている。
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